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脱毛症

診療内容

脱毛症とは

脱毛症

脱毛症と一口に言いましても、円形脱毛症、男性型脱毛症(AGA)、女性男性型脱毛症(FGAG)など様々あります。
AGAについては、保険適用外の自由診療となります。脱毛症は疾患により保険適応も可能です。

円形脱毛症

円形脱毛症について

自覚症状など何も無く、ある日突然、頭にコイン大のハゲが出来る疾患です。
円形の脱毛巣が一つだけ出来るものから、頭髪全体が抜けるもの、さらに眉毛、まつ毛、陰毛や体毛など、ほぼ全身の毛が抜けるものまでいろいろです。
脱毛巣周囲の毛を軽く引っ張ってみて、数本の毛が抜ける間は進行中です。脱毛巣の皮膚は、周囲よりへこんだ状態になっていて、しばしば軽い発赤をともないます。進行が止まれば、多くの場合は数ヶ月後に軟らかい毛が生えてきて、その後、硬い毛が蘇ります。
ほとんどは、放置していても自然治癒すると言われますが、円形脱毛症になりやすい体質の人もあり、そうした人ではしばしば再発を繰り返します。治癒後5年以内に、約40%が再発すると言われます。
また、頭髪だけでなく、全身の毛が抜ける汎発性脱毛症では、予後の悪いことが多いようです。最近では、子供がかかるケースも増えています。

円形脱毛症の原因

毛の根元に、リンパ球が集まってくることから起こります。
リンパ球は、通常は自分の毛を攻撃はしないのですが、円形脱毛の方は、リンパ球が自分の毛を攻撃してしまい、毛がぬけてしまうのです。この症状は、他の免疫異常疾患(アトピー性皮膚炎など)と同時に起こりやすいと言われます。精神的ストレスや、ウィルスの感染症がきっかけになっておこるといわれています。しかし、詳しくはまだよくわかっていません。

円形脱毛症の治療法

精神的ストレスが基礎にあるため、時間が問題を解決してくれるからなのか、自然治癒する方も多いです。

薬物療法等には以下のようなものがあります。

ステロイド剤

免疫異常を抑えるためにステロイド剤を塗ります。

フロジン液

血液の循環を良くするために、フロジン(塩化カルプロニウム)液を塗ります。

液体窒素療法

頭皮を刺激するために、液体窒素を患部にあてる治療法があります。

ステロイドの局所注射

狭い範囲で、経過が長引くようなときに、有効な治療方法です。ステロイドの局所注射は痛みを伴うことと、副作用として注射したところがへこんでしまうことがあり得ること、注射部分にだけ毛が再生することが難点です。

局所免疫療法

広く脱毛して何か月も続いている場合は、局所免疫療法が適応となります。局所免疫療法は、かぶれを起こす特殊な薬品(SADBE、DPCPなど)を脱毛部に塗って、弱いかぶれの皮膚炎を繰り返し起こさせる治療法です。1~2週に1回行います。比較的、広い範囲の脱毛でも使用できる、有効な円形脱毛症の治療法です。難治な場合でもかなり有効で小児でも治療可能です。ただし中止すると再び脱毛し、治療を繰り返し何年も行うこともあります。使う薬品は健康保険で認められてはおらず研究試薬ですので、十分な説明が必要です。副作用として、人によってはひどいかぶれが起きることがあるので注意を要します。

ステロイドの内服・点滴

急速に拡大する場合はステロイドを内服すると難治の場合もかなり効くことがありますが、数ヶ月以上も続けると糖尿病などいろいろな副作用が起きます。また子供さんには成長障害を引き起こすことがあるので、使用できません。当院では、行っていませんので、必要と判断した際は、しかるべき病院へ紹介いたします。

男性型脱毛症(AGA)

AGAとは

当院は男性型脱毛症(AGA)でお悩みの患者様につきましても診療を行っています。AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略称で、思春期以降に発症する進行性の脱毛症です。成人男性が発症する脱毛の多くがこのAGAです。

発症の仕組みですが、AGAでは前頭部と頭頂部の毛髪が進行するにつれて軟毛化していき、次第に細く短くなっていきます。最終的には頭の生え際が後退していき、頭頂部の毛髪が失われてしまいます。原因としては、遺伝や男性ホルモンによる発毛サイクルの乱れなどが考えられています。

以下のような毛髪の悩みや症状があるという方はご相談ください(例)

  • 家族に髪の薄い人がいて、自分も薄くなるのではないかと心配だ。
  • 抜け毛が気になる。
  • 10代後半から毛髪が抜け始め、髪が薄くなってきた。
  • 額(ひたい)の生え際が後退してきた。
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた。
  • 細くて短い髪の毛が多くなり、髪のハリやコシが無くなった。 など

治療について

問診や患者様の訴えなどからAGAであると医師が診断した場合は、医療機関でしか処方することのできない内服薬(AGA治療薬)を処方いたします。処方する薬というのはいくつかあり、最もよく知られているのは「プロペシア」ですが、これは2005年に厚労省の薬事承認を受けたもので、日本で最初に認可された飲む発毛剤です。当院では医師がその患者様に適切とされるAGA治療薬を処方いたします。医師の処方が必要な内服薬は以下の通りです。どちらも健康保険は適用されませんので、自費となります。

なおドラックストアなどでは、薄毛に効果があるとされるミノキシジル(毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促す成長因子を出させる作用があるとされる)の成分が含まれる外用薬が市販されています。こちらを飲み薬と併用することで、さらに効果がでることが知られています。

フィナステリド配合AGA治療薬

「フィナステリド」という成分が含まれています。これが脱毛作用の強い男性ホルモンとして知られるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成する還元酵素2型5αリダクターゼの働きを抑制することで発毛を促進するようになります。この作用により毛根を深くさせ、髪を太くしてくれるようになります。服用は1日1回が望ましいとされています。また、ミノキシジルの外用薬と併用することで発毛がより促進されることもあります。

デュタステリド配合AGA治療薬

「デュタステリド」という成分が配合されたAGA治療薬です。元々は前立腺肥大症の治療薬として用いられていました。その後2015年にAGA治療薬として厚生労働省から認可を受けました。服用方法は1日1回となります。サガーロもフィナステリド(プロペシア)と同系統の薬でDHTの生成を阻害するものですが、ある報告によれば発毛効果はフィナステリドの約1.6倍あると言われています。プロペシアで効果が実感できなかった人も、ザガーロに切り替えることで発毛する可能性があります。

費用について(薬剤費のみ)

ザガーロ  0.5mg×30日分(30カプセル) 11,000円(税込)
ジェネリック デュタステリド 0.5mg×30日分(30カプセル) 5,500円(税込)

副作用について

上記のようなAGA治療薬を服用することで起きるとされる副作用ですが、性欲減退や勃起不全といった男性機能についての症状が現れることが報告されています。ただその現れ方というのは人によって様々です。このほか、人によっては肝機能の障害を起こすこともあります。副作用の症状が現れたという方は、速やかに服用を止めて医師へご相談ください。なお処方の際にも副作用の説明はさせていただきますが、不安があるという方はお気軽にご相談ください。

なお、どちらの治療薬を服用し続けて、そのままの状態を維持したいということであれば、飲み続ける必要があります。

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